産業化する教育

078教育事業部の片山です。

最近のお子様たちは、本当に気の毒です。

保護者の皆様の危機感をあおりにあおって、どんどん特殊教育の低年齢化が進んでいます。

「幼児英語教育」もその一つ。

『幼い間から英語に触れさせると、まるで、ネイティブのような英語が話せるようになります。』

いや…、それは当たり前のことですよね。

慌てずに、しっかり考えると、幼児期から教わる言語は、ほぼ「母国語」になるわけですから、それは、「ネイティブの様…」ではなく、「ネイティブ」そのものなんです。

問題は、幼児期に複数の違う言語を教わった子供の「母国語」はどれなんだろうか?ということ。

私は、「母国語思考」というお話をずいぶん昔に聞いたことがあります。「言語」は単なるコミュニケーションツールではなく、「文化」そのものであるという。「文化」は、その人の個性を形成するうえでも、とっても大切な要素でもあります。

英語ができても、それを文化として尊重して、正しく使えないと、英語を話せる「大人」になれても、英語を使える「教養人」にはなれません。

 

教育において、もっとも大切なことは、既にその子の中にある「学びの種」を育ていくことです。

子供たちは、いつから「学ぶ」ことが嫌いになったのでしょうかね。

商業化した教育に乗せられてはいけません。まずは、お子様としっかりと向き合うことです。

その子にとって、本当に必要なものは、すぐそばにあるのではないでしょうか。